「築古アパートでも買い取ってくれるの?」
「いくらで売れるの?」
築年数がたったアパートをお持ちの方は、売却できるのか心配に思う方もいるでしょう。築年数が25年以上たつと、一般的に売却するのに苦戦すると言われています。
築古は何年とは決まっていませんが、約25年経つと建物が劣化し始めてくるため、築25年以上を築古と呼ぶのが一般的です。築年数が経つと建物の価値もなくなってしまい、更に売れにくい状態になってしまいます。しかし、売却方法を工夫するだけで高値で売ることができます。
そこで本記事では、高値で売れる方法やポイントを解説します。築古アパートを所持している方はぜひ参考にしてください。
また、以下の記事では杉並区で不動産取引におすすめの会社を紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
築古アパートが売れにくい原因
築古アパートでも売れる建物と売れにくい建物があります。売れにくくなる原因として次が挙げられます。
詳細を解説していきます。
原因1.耐用年数
原因の1つ目は耐用年数です。耐用年数とは、税法で定められた「法定耐用年数」のことをいいます。国が決めた固定資産を使用できる期間のことであり、建物の寿命を表す訳ではないため注意しましょう。
耐用年数は建物の構造によって決まっており、鉄筋コンクリート造の場合、築47年と定められています。耐用年数は減価償却をする目安とされているだけのため、定められた年数で使えなくなる訳ではありません。
ただし、耐用年数が過ぎた建物は一気に価値が低くなり売れにくくなってしまいます。また、入居者も減少していく傾向にあるため、早めに売却するのも一つの方法です。
築年数が経つと外壁や排水管などは傷んできてしまいます。耐用年数が経っていなくても早めに売却する方が高値で売れるでしょう。
原因2.リフォームしなければならない
築年数が経つと外壁や排水管、内装も傷んできてしまいメンテナンスが必要になってきます。また、建物は約20年で全体的なリフォームが必要と言われているため、改修費用がかかってきてしまいます。
リフォームやメンテナンスをしない状態だと入居率も下がってしまいます。特に空室が長い部屋の場合は、天井や壁なども傷んでいる場合が多いです。そのため、修理やメンテナンス費用が更にかかってしまいます。
そのままの状態でアパートを売却すると、次のオーナーが費用負担をするため売れにくくなってしまうのです。築年数が経った建物の場合は、リフォームやメンテナンスを検討しましょう。
築古アパートの売却方法
築古アパートの売却方法として次が挙げられます。
売却方法によって金額やメリットが異なるため、細かく解説していきます。
1.更地にしてから売却する
建物を解体して売却をすると、売却しやすくなります。築古の建物よりも土地だけ購入したいというニーズがあること、埋設物等の検査も簡単に行うことができ安心して家を建てられることから、更地にした方が売却しやすいです。
建物が残っている状態の場合、買い取り業者にメンテナンスや解体費用がかかってしまいます。更地にしておくことで買い取り業者の費用がかからず、新築を自由に建てることができるため探している業者も多くいます。
また、土地形状がわかりやすく、地質検査や土壌汚染調査も行いやすいなど安心して購入できるのもポイントです。
デメリットとしては、解体費用がかかってしまうことです。固定資産税も高くなるため、更地にした場合は早めに売却するようにしましょう。
2.リフォームやメンテナンスをしてから売却する
解体作業には高額な費用がかかります。それに比べ、リフォームやメンテナンスは解体費用より抑えられるケースが多いため、出費をおさえて売却できるメリットがあります。
また、建物が残っており、リフォームで綺麗な状態にしていることで即入居することができます。即入居できることで買い取り業者にもメリットがあり、中古建物を探している業者も少なくはありません。
デメリットとしては、買い取り業者のニーズに合わせた状態でないと売れにくくなってしまうことです。買い取り業者とはしっかり相談してニーズを合わせられるようにしましょう。
3.不動産会社に直接買取をしてもらう
築古アパートはどうしても新築より、買い手を探すのが難しくなります。そのため、直接不動産会社に買い取りをしてもらうことも1つの方法です。
不動産会社に直接買い取ってもらうことで、手間や時間を省くことができます。また、不動産会社であれば更地にして新しいマンションや建物を作る技術や個人ではできない方法のノウハウを持っているため、多少売れにくい築古アパートでも売却できます。
売却にも負担が少ないのもメリットです。売却後に問題が起きるケースもありますが、不動産会社に売却することで、自分への負担は少なくなるため安心できます。
不動産会社に直接売却する場合は、複数の不動産会社に査定してもらいましょう。不動産によって査定するポイントも異なるため、必ず複数者比較して選ぶことが大切です。
高く売却するポイント
築古アパートでも売却する方法を解説していきましたが、売却するなら高値で売りたいと思う方もいるでしょう。
ここからは、高く売却するポイントを紹介していきます。売却する方法を工夫するだけで、高値で売ることができるため、ぜひ抑えておきましょう。
1.複数の不動産会社に買取捜査を行う
不動産会社に買い取ってもらう場合は、必ず複数の不動産会社に買取捜査を行ってもらいましょう。不動産会社を選ぶのはとても大切なことです。
最近ではインターネットで買取捜査を一括に行うことができます。不動産によって査定するポイントは異なります。大手の業者や買取価格が高いからといって、安心してはいけません。
買取価格が高いだけでなく、価格に対しての根拠や対応などもしっかり見ておきましょう。何よりも信頼関係はとても大切です。
契約を結んでからトラブルが起きるケースもあります。丁寧な説明や不明点に対してもしっかり対応してくれる、信頼できる不動産会社を見つけましょう。
2.建て替えずにそのまま売却する
最近では、中古物件を購入して自らリフォームや改修工事をする人も増えてきています。また、高額な費用をかけてリフォームや解体を行ったからといって、買取価格が高くなる訳ではありません。
最低限のメンテナンスをしただけで高値で売れる場合もあります。物件の買取価格には、良好な状態であればあるほど高値になります。
なるべくメンテナンスを定期的に行い、建て替えなくても高値で売れるような状態にしておきましょう。
3.売却する時期を見極める
売却する時期によって買取価格は変わってきます。適切な時期に売却することで買取価格が高値になる場合があります。
築年数はもちろん、耐用年数や周辺環境、経済状況によっても買取価格は増減します。耐用年数が残っていても好条件であれば、売却するのも1つの手です。
売却をする時には不動産会社にも相談することをおすすめします。信頼できる不動産会社であれば所有者のことも考慮し、高く売却する方法や時期などもアドバイスをもらえるでしょう。
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まとめ
本記事では築古アパートの売却方法や高く売却する方法を紹介しました。築年数が経てば経つほど、建物も劣化してきます。しかし、売却方法を工夫するだけで、築古アパートでも高値で売ることができます。
現在築古の建物を所有している方だけでなく、これから購入している方もぜひ参考にしてください。アパートやマンションなどを所有する場合には、売却のことも考慮して購入することをおすすめします。
本記事があなたのお役に立てれば幸いです。