築年数のたったアパートは売れる？売却の方法や注意点を解説

「築年数がたった古いアパートって売れる？」

「相続でもらったんだけど売却したい！」

本記事に訪れた方の中には、上記のようなお悩みをお持ちの方もおられるでしょう。

不動産や収益物件などの売却は色々と手間がかかりそうだと消極的になってしまいます。確かに税金や法律などの様々な問題が出てくることには間違いありません。

本記事では古いアパートが売れづらい理由から、売却するための方法を解説します。お手持ちの築年数がたったアパートを手放したい、と考えている方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

また、以下の記事では杉並区でアパート売却・買取に強い会社を紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

なぜ築年数がたった古いアパートは売れづらいのか

まず、築年数が経過したアパートが売れづらい理由については以下4つがあります。

• 築年数
• シロアリなどによる被害
• 耐震性の問題
• 設備などの老朽化

古いアパートで最近一番に問題になっているのが、地震などの耐震性の問題です。

1995年の阪神淡路大震災から2024年早々に起こった能登半島地震と、昨今の日本で起こっている大地震に耐えられる造りをしているかどうかが問題となりますので、基準に達していないものについては対策が必要になります。

賃貸アパートについては一部条件に該当する場合は『耐震改修促進法』により、耐震診断が義務付けられました。

『耐震改修促進法』とは、多くの人が集まる建築物において、現行の耐震基準に適合しない建築物の所有者は耐震診断を行い、必要に応じて耐震改修を行うよう努力することが義務となっています。

また、耐震診断や耐震改修を促進するために建築基準法の特例も規定されたもので、一部条件とは以下のとおりです。

1981年(昭和56年)5月31日以前に着工したもの

および

3階建て以上かつ1000㎡以上の賃貸住宅

引用元 : HOME4U 土地活用

耐震診断などを行い、基準に達するように改修するためには、相応の予算と時間が必要となります。

また、対象のアパートに空き家があり、収支が追いついていない場合は売主にとって大きな負担となるため、売却を検討される方が増えているのも現実です。

アパートの手放し方は2つある

アパートの手放し方としては大きく以下2つに分かれます。

• 仲介会社に売却してもらう
• 直接買取してもらう

それぞれ見ていきましょう。

仲介会社に売却してもらう

売主 → 仲介会社 → 買主

間に仲介会社に入ってもらい、買主に交渉・契約してもらう方法です。その場合、仲介手数料などが発生します。

直接買取してもらう

売主 → 買主(不動産会社)

不動産会社が直接買ってくれる方法です。上記の場合は仲介が入っていないので、仲介手数料などがかからず、引き渡し後のトラブルなども回避できるでしょう。

上記の買取の場合、以下の売却方法があります。売却方法に関しても次の項目で解説していきます。

売却方法は2つある

築年数や耐震性、設備の老朽化の問題からリフォームや建て替えが難しいと判断される場合は、売却を視野に入れてみましょう。

• そのまま売却する
• 更地にする

それぞれみていきましょう。

そのまま売却する

入居者を退去させることなく、買主が所有者を引き継ぐかたちでの売却となります。いわゆる『オーナーチェンジ』という方法です。

しかし、築年数の高いアパートになると買主がすぐに見つからない場合があることは覚悟しておかなければなりません。

更地にする

居住者には退去をお願いしなくてはならなくなりますが、更地にして売却する場合は土地相場での売買となりますので、古い建物ごと売るよりは高額で売れる可能性が高いです。

ただし、居住者に退去を願い出る場合に退去を拒否する居住者もいる可能性もありますので、トラブルに発展しやすくなるリスクもあります。

アパート売却業者を選ぶときのポイント

ここからはアパートを売却する業者を選ぶときのポイントを紹介します。

• 専門分野に特化した会社を選ぶ
• 柔軟な対応をしてくれる会社を選ぶ
• スタッフの対応の良い業者を選ぶ

それぞれみていきましょう。

専門分野に特化した会社を選ぶ

アパートなどの収益物件の売買には、税金や法律の関係の問題など様々な細かい手続きや知識が必要です。

事業用の不動産では売買の問題だけでなく、賃貸業の引き継ぎ業務なども発生するため、問題が起きないように慎重に手続きを行う必要も出てきます。

収益物件、投資物件の取り扱いに長けて、法律などの内容に詳しい体制が整っている会社にお願いすると、色々と心配もないでしょう。

柔軟な対応をしてくれる会社を選ぶ

様々な問題を抱えた状況を理解してくれ、その都度細かい対応と提案をしてくれる会社だと、手続きなどの方法や契約の内容が理解できずにパニックになる必要もありません。

色々と都度対応してくれる、柔軟な対応の会社の方が安心できるのは間違いありません。居住者のいる場合などは、その方々にきちんとわかりやすいように説明をしてくれる営業の方がいると助かります。

売却までに問題はどこから起こるかわかりませんので、そういう意味での対策もしておくとよいでしょう。

スタッフの対応の良い業者を選ぶ

何もかもお任せするわけではないかもしれませんが、税金、法律の事に関しては売主側も理解できていない場合が多々あります。また、売物件に居住者のいる場合、居住者の方にも説明をしなければなりません。

そんな時に、きちんと対応してくれ、わかりやすく状況や条件などを説明してくれたり、質問に答えてくれたり、売主の不安などにもよりそってくれるスタッフの方がいると、非常に助かるでしょう。

古いアパートを売りたいなら城西プロパティがおすすめ

城西プロパティは、2009年に創業した東京23区に特化した地域密着の不動産会社です。アパート買取専門で16年の実績があります。

土地活用とマージンカットをすることで高価買取を実現しているほか、査定から売却後のフォローまでチームでサポートしてくれます。

現金化も早く、最短で当日の現金化が可能です。

城西プロパティはこんな方々に選ばれています。

• 築古アパートを売却したい方
• アパートの即現金化を希望の方
• 相続・生前整理で売却したい方
• 他社で断られた建物を売却したい方

実績も多くあるため、お悩みを持った方の売却もスムーズに進むように取り計らってくれる安心できる会社です。

買取実績

ここからは株式会社 城西プロパティの買取実績を紹介していきます。

8年ほど前に親から相続を受けたアパートでしたが、相場が高いうちに売却をしようと考え売却活動を行っていた所、城西プロパティさんから一番高い買取価格を提示頂いたので、城西プロパティさんに売却する事にしました。価格面以外にも測量・私道通行承諾もなしで購入してもらえたので1.5ヶ月ほどの短期間の中でスムーズに売却が進められて大変満足でした。

引用元 : 城西プロパティ

相続を受けたアパートを資産管理で売却された顧客ですが、価格面でも、購入条件でも満足されています。

急ぎで資金が必要となりアパートの売却先を探していました、しかしどの購入希望者も測量・通行承諾などの条件があり資金化するのに時間がかかってしまう条件ばかりで困っていた所、城西プロパティさんから購入条件一切なしで1ヶ月以内に資金化可能という話を提案されたので、城西プロパティさんに決めました。価格も他の購入希望者の価格よりも多少高かった為、即決致しました。

引用元 : 城西プロパティ

問題のあった物件で売却できず困っていたところ、早々に買取の提案をしてもらい満足しています。

以下の記事では城西プロパティの会社情報や口コミ・評判などをさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。

まとめ

今回は、古いアパートを売りたいことについて色々と紹介しました。

築年数、耐震性や耐震補強、設備の老朽化など、長くなればなるほど売れにくくなるというアパートですが、まだ売るつもりなどがないとしても予め相談をしておけば、後に売却を考えた時に色々と動きやすいでしょう。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。